理事長所信

社団法人 桜井青年会議所

理事長 嶋岡 教弘

2025年度スローガン 勇往邁進 ~地域の未来のために~

<はじめに>
一般社団法人桜井青年会議所は、1972年に創立し、本年で53年目を迎えます。この長きにわたる運動を継続できたのは、ひとえに先輩諸兄が修練・奉仕・友情の三信条のもと、地域のために明るい豊かな社会の実現に向けて運動を続けられた賜物であります。先輩諸兄が地域のリーダーとして時代に即した課題解決に取り組むことにより、一般社団法人桜井青年会議所が今日まで地域から愛されてきました。その伝統を私たちが受け継いで行く必要があります。
私たちが住む地域にとって、自然環境が大きく変化しています。近年は猛暑や豪雨が常態化し、突発的な震災などの自然災害が身近な状態となっています。一般社団法人桜井青年会議所として、自然環境の変化に対して、いかなる時にも行動ができる心構えが必要であると考えます。そのためには何事にもチャレンジをする勇気を持って行動に移し、より強い団体へ変化することで住みよい地域の未来につなげる事ができると確信します。
私たちは、仲間とともに全力で運動を続けることで、まちの発展や人財の育成につながると確信します。だからこそ、一瞬の輝きに終わることなくその先の未来を見据え、輝き続けて参ります。

<スローガン>
私は、家族や仲間をはじめ多くの方々に支えられているからこそ、この先の地域の未来を良くしていきたいと考えます。家族との絆が心の支えとなり、仲間とのつながりが勇気を与えてくれます。
「目指すところ」「目指すこと」、人は様々な場面で目標や夢を抱くことができます。
本年度、ともに運動していくメンバーには、まずは夢に向かって、脇目も振らず勇ましく邁進してほしいと考えます。その中で、メンバー同士の交流を通して互いに成長し、同じ目的を持つメンバーとしての信頼関係が形成されます。「恐れることなく、目的や目標に向かって、ひたすら邁進する」その姿がそれぞれに影響を与えることで、今以上に地域に必要とされる団体へと成長ができると確信しています。

地域・未来育成
地域の未来を担っていく子供たちは、まちの宝です。だからこそ私たちは、まちの宝である子供たちを育成することが責務だと考えます。子供たちは感受性が豊かで、幾度となく困難に直面することがあり、困難に立ち向かって前に進むには自らが考え行動する力を身につけるとともに、自由な発想や経験から次世代においても力強くたくましく生きぬく力をやしなうことで自らが考えて行動することが大切であります。幾度となく失敗しても最後まで挑戦し続ける忍耐力と責任感が必要です。そして、実体験を通して達成感を得る事で、新たな挑戦につながると考えます。子供たちにとって明るく、元気に、強く生きぬく力を備えることは、明るい豊かな社会を実現するためには必要不可欠であり、我々に求められる大きな使命の一つと確信します。


組織・魅力創造
私たちは地域のリーダーとして一人ひとりが信念を持ち行動をしていかなければなりません。また、住むまちをより良くしたい、地域や社会のために役に立ちたいという純粋な奉仕の心を行動に移すことができる団体であらねばなりません。
私たちの運動を継続していくうえで重要なことは、すべてのメンバーの資質向上だと考えます。しかし、一般社団法人桜井青年会議所には、入会から年数が浅いメンバーが多いため将来が有望である反面、様々な学びを得る必要があります。明るい豊かな社会の実現を創造し続ける団体であるためには、メンバー同士の絆をより強固にするとともに積極的に他LOMのメンバーとも交流を行い、多くの先輩諸兄とのつながりを密にし、学びを得ることが大切であると考えます。人財の育成は、組織で育てることが重要であるとともに、自らが積極的に学びを得ることで、魅力を理解し主体的に行動ができるリーダーへと成長します。

<おわりに>
私は一般社団法人桜井青年会議所に入会して5年目を迎えました。多くの先輩諸兄から学びや気付きを与えていただき、理事長に立たせていただいています。大役を全うするためには、精神的にも身体的にも健康な状態にあり、家庭や職場など、身近な人の理解や支えがあるからこそ私が活動に取り組むことができるのだと感謝をしています。
入会した頃は、先輩諸兄の後ろを何も分からずついて行くことに必死でした。一般社団法人桜井青年会議所の考え方と自らが向き合った日々を重ねることで、経験を通してメンバーを率いる立場になりましたが、メンバーに助けられながらJC活動を行ってきました。その中で強く感じた場面は、多くの人と出会い、協力を通して、同じ目標に向かい、何かをやり遂げていく素晴らしさです。様々な人財がそれぞれの考えを出し合い、まとめていくことで、より良い活動や運動へとつながります。一般社団法人桜井青年会議所メンバーの協力、そして行政や他団体の協力、最終的にこのまちの全ての人々と協力が出来れば、どのまちにも負けない最高の笑顔溢れるまちになると確信しています。今まで先輩諸兄が「明るい豊かな社会」の実現に向けて運動を続け、一般社団法人桜井青年会議所を築き上げてこられました。そこにはたゆまぬ努力と葛藤があったと思います。その思いに尊敬の念を込め、本年はメンバーとともにより良いまちづくりのため、一般社団法人桜井青年会議所の運動に勇気をもって邁進して参ります。

事業計画